はじめに
Crusader Kings 2(Paradox Interactive社)は、中世ヨーロッパの貴族の政治的生活を題材としたシミュレーションゲームです。他のパラド社作品、例えばHOIやEUシリーズに比べRPGとしての側面が強いゲームで、プレイヤーは当時の貴種の一門として一族の繁栄を目指していきます。
本記事は当作の大型MODである Nova Monumenta Iaponiae Historica(以下NMIH)を導入したプレイレポートになります。NMIHは1180年~1591年(2022年9月時点)までの中世日本をCK2のシステム上で再現しており、三英傑など有名どころの戦国武将はもちろん歴史的にはマイナーな「地元のお殿様」的国人層でもプレイすることができる傑作MODです。
※なお今やCK2本体はSteam上で無料で手に入れられますので、
今回のプレイでは1488年の加賀国主・富樫氏を選択しました。
目次
- 政親のこと①(1488年~1499年)
- 政親のこと②(1499年~1511年)
- 親家のこと①(1511年~1527年)
- 親家のこと②(1527年〜1547年)
- 家一のこと①(1547年〜1560年 )
- 家一のこと②(1560年〜1571年)
- 家一のこと③(1571年〜1593年)
プレイ環境
富樫氏について
富樫氏は加賀国の有力な武家であり、
室町時代の加賀国は御料所や五山の寺領などが多く、
富樫家と本願寺の最初の関係は、